1/48 メッサーシュミットBf109G-6
1993年頃完成
作品説明
1944年2月 ロシア JG52 第Ⅱ飛行隊長 ゲルハルト・バルクホルン大尉機 250機撃墜当時
キットはARII 旧オオタキ時代から存在する、大変古いキットです。いつ頃製作したか覚えていないのですが、ハルトマン機と同時期に製作したもので、25年以上前であるのは確実です。こちらもクローゼットの奥底から、プロペラ先端が欠けていた程度で、非常に良好な保存状態で発掘されたものです。やはり国籍マークの黄ばみとシルバリングはさすがにどうしようもなかったのですが、この作品ではデカールは剥がさず、「なぞり塗り」で現状復帰させました。それ以外、当時のままです。
キットのスケールダウンは正確とは言えず、機首が細身でスピナーが尖り気味、MG131給弾部のバルジ、いわゆる「ボイレ(瘤)」の形状もなんか違います。ただし、これらの不正確さによって、よりスマートで、格好良く見えます。
追加工作はほとんど無く、必ず折れるピトー管を真鍮パイプ製に変更、ガンサイトのリフレクターガラスとコクピット内右側の燃料供給パイプ追加のみです。このキットのMG131はディテールが細かいので交換していません。
1番のポイントはクレオスのRLM74、75、76は色調が好きになれず、ハルトマン機と同じく、モデルアート臨時増刊 No.290のカラーチップに従い調色したカラーを基本色として使用している点です。
詳細写真
この機体は実機写真が存在し、参考にできるイラストもありましたが、翼上面の塗り分けパターンは確認できず、最も標準的なスプリッター・パターンとしました。ただし、ハルトマン機同様の簡易蛇行パターンの作例を見たことがあります。
スピナーは白渦巻、機種下面は黄色説もあります。25年以上前のイラストより、なんかそっちの方が正しそう。
マーキングはキットにバルクホルン機のデカールがあった(と思いますが、他キットのものを流用したかもです)ので、素直にデカール使用。胴体左側面のモットリング(斑点)は、なるべく写真に近づけたつもりです。(なぞり塗りの苦労が滲み出ている)クサビマークの周辺が、何か元のマークか機番号を塗りつぶしたかのように、RLM74、75で覆われて、RLM76が見えないのがこの機体の特徴であり、これで正しいのです。
ハルトマン機のところでも述べましたが、BF-109は後部胴体の輪切りパターンのパネルラインが特徴的ですが、実機は製造時、パテ埋め研磨されているので(工場での製造途上の写真で確認しました)、墨入れ強調などもっての外で、現存実機写真見ても、輪切ラインはほとんど視認できません。その点、このキットの輪切りラインは細目でそれほど自己主張しないのでGoodです。
ドイツ空軍ツートップ「300機撃墜クラブ」。
バルクホルン氏は戦後のインタビューで、Bf109で一番、好きな型はどれだったかとの質問に対して、「15mmを積んでいたF型では、何でもやってやれる気がした。」と答えており、明らかにF-2型なので、キットを購入しましたが、F-2型のバルクホルン機の写真が見つかっておりません。(それを理由に積みプラ化を正当化している自分。バルクホルン乗機 F-4型 機番号5の機体は確認でき、同機とF-2では塗装は大きく乖離していないだろうと思いますよね。)
「ドイツの戦闘機はァァァァァァァアアア 世界一ィィィィーーーーッ!」
実際、製造機数は世界一、おそらく撃墜した敵機の数も世界一。