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1/72 F-5E タイガー II

2024年10月完成

1/72  F-5E  タイガー II 完成写真

作品説明

スイス空軍 第19飛行隊 J-3031号機 1980年

キットはHOBBY BOSS 同一キットの日本語吹替版が童友社を通して販売されていますが、店頭で発見したのはこちらの本家中国語版でした。F-5E タイガーⅡの実機はベストセラー機であるのに、なぜか1/72スケールキットは販売メーカーが少なく、国内ではタミヤが販売していましたが絶版になったのか、入手困難になっており、現在入手可能なキットは、事実上、これ一種かと思います。ハセガワなんて、ラインナップにF-20 タイガーシャークにX-29まであるのに、なぜF-5E 風間真バージョン機を売らぬのか。

追加工作はM39A2 20mm リヴォルバーキャノン砲身を真鍮パイプ化、ガンサイト丸ごと(キットでは省略されていて、影も形もないので)、背鰭フィン追加(フィンの左右に、燃料注入口を示していると思われる黄色い三角マークも書き込みました。)キットには一応、パイロットフィギュアも付属しますが、妙に小柄で子供にしか見えないので、キャスト複製量産してストックしていた、ベルギーのPJ ProductionというメーカーのF-104とF-4の1/72 パイロットフィギュアに変更しています。

詳細写真

1/72  F-5E  タイガー II 写真1

キットのパッケージ。デカールはパッケージを飾る米海軍と海兵隊機(赤星マークがあるので、おそらくTOP GUN Schoolのアグレッサー機)、ブラジル空軍機、スイス空軍機の4種類のデカールが、塗装ガイドのカラーイラストと共に同封、なかなかのチョイスかと思います。

パーツ数は少なく、工作は翼根に隙間が出来るのと、胴体上下面の接合部に段差が出来るので、修正が必要でしたが、それでも自分としては、記録的短期間で完成させることが出来ました。

注意点は、機首両側面の膨らみはモールドではなく別パーツですが、その取り付け位置のモールドが上面よりにあり、そこに素直に接着すると、吊り目になりますが(パッケージイラストもその位置)、どの写真見ても、その膨らみは機首の真横でしたので、自分もモールド削って真横に接着しました。

1/72  F-5E  タイガー II 写真2

塗装は C307 グレーFS36320 とC308 グレーFS36375 の雲形迷彩ですが、F-15Jのページに書いたとおり、クレオスのこの2色はほぼ、同色なので、明度差が強まるように調色して吹き付けています。写真で見ると、スイス空軍のF-15Eは、どの機体もとても綺麗で汚れがほぼ無いので、ウェザリングは控え、グラデーションも最低限に仕上げました。やはりスイスアルプスを背景に飛ぶ情景を想像すれば、清潔感すら感じさせるぐらいの機体でこそ、映えるかと思いますし。

翼上面の黒いストライプはデカールが付属しなかったので、塗装しました。自分、これより細くシャープに線を引けません。他にもデカールが付属しないマーキング幾つか書き込みました。

スイス空軍のAIM-9は、J型までは本当にこのような色で塗られていたことを、複数の写真で確認しています。しかも滑走路か誘導路上を2機が並走している写真では、1機が金色、もう1機が弾体全体が朱色に塗られたAIM-9を装備しており、おそらく金色が実弾、朱色が演習弾ではないかと思います。AIM-9L/Mに更新後はグレーの標準色となり、「黄金のミサイル」(なんか凄く強そう)は姿を消したようです。なお、朱色に塗られている外部燃料タンクもあるようです。

それはそうと、兄弟機の複座練習機であるT-38 タロンの前席を潰して単座化しているので、バランス的に機首部が妙に長いですね。全体的には格好いい戦闘機だと思ってますけど。

1/72  F-5E  タイガー II 写真3

1,977年にエチオピアとソマリアの間に勃発した「オガデン戦争」において、エチオピア空軍のF-5Eは、ソマリア空軍のMIG-21 MFと幾度も交戦しており(その詳細は「★F-5E対MiG-21の知られざる空戦 勝敗は?」というネット記事に書かれています。)、通算戦績は、F-5EはMig-21MFを8機撃墜、MiG同士の空中衝突による自滅も含めると10機撃墜、Mig-17を2機撃墜。被撃墜は空戦では1機のみ。完勝は逃しましたが、圧勝しています。漫画やアニメの主役メカが十分務まる実力とスタイルかと思います。ただし、勝敗を分けたのは機体の性能差ではなく、エチオピア空軍パイロットは、まだ米国との関係が良好だった頃に「米空軍兵器学校」(海軍TOP GUN Schoolの空軍版)で鍛えられていたため、技量で圧倒した、というのが定説ですが。

そのエチオピアパイロットの1人、ラジェス・テフェラなるパイロットは、Mig-21 2機とMig-17 2機を単独撃墜、Mig-21 1機を共同撃墜(仕留めたのはテフェラ)により、エースの称号まで獲得しています。ネット検索してもこの人物については何も情報得られませんでしたが、ラジェス・テフェラという響き、なんか宇宙世紀のモビルスーツエースにいそうな、格好いい名前だと思いました。