1/35 KV-1 1941年型
2021年4月完成
作品説明
31.1口径76.2mm戦車砲F-32装備 溶接砲塔車両
キットはタミヤですが、メーカー不明のレジン製砲塔が載ってます。中野ブロードウェイのレンタルショーケースで、1942年式鋳造砲塔型とともに購入した、とあるモデラーの作品を全面リペイントしたものです。
作品は明らかに上級者が製作されたもので、グラデーションにウェザリングも用いられた作品でしたが、カーキグリーンをベースにしたと思われる色味が、自分のイメージのロシアングリーンと乖離していたので、大変失礼ながらリペイントさせていただきました。他にも、まだ余暇が十分で無かった頃なので、このような完成品のリペイントならば、キットの組み立て時間は省ける、という考えもありました。
そのレンタルショーケースには何度も通い、少なからぬ数の作品を購入しましたが、一度、製作者/出品者にお会いする機会があり、私と同世代で少し年配の方に見えましたが、話が弾み、大変上機嫌で次々値引き提案されたので、その時も勢いで幾つもこの方の作品を購入したという、思い出深いエピソードがあります。なお、この上級モデラーから購入した全作品をリペイントなどしておらず、シャーマンとかパーシングとか三式戦とかその他、出来映えに特に不満が無い作品は、破損・欠損箇所の補修のみで塗り直さず飾っている作品も幾つもあります。(この上級モデラーの方の中野のレンタルショーケースでの販売作品は、破格の安価でしたが、どれも一部パーツやデカールが欠損・破損しているのが普通という欠点はありました。) 全面リペイント作品以外の補修オンリー作品については、自分の作品と偽ってこのサイトに投稿など致しません。ちなみに大変残念なことに、そのレンタルショーケースはもう営業やめてしまっています。
デカールはSTAR DECALS 35-888 KV-1 1940年型 ソビエト、ドイツ”RONA”を使用、スローガンは、「スヴォーロフ」、18世紀のロシア帝国の大元帥、アレクサンドル・スヴォーロフ将軍のお名前ですね。この将軍の、自分が知る限り、他にはヤン・ウェンリーしか成し得ていない、生涯不敗神話にあやかろうとしたのでしょう。
詳細写真
塗装色は、ホビージャパンの「KV-1/2 重戦車写真集」の表紙の車両の写真を参考に、自己調色した独自色ですが、結果的にNATOグリーンに極似した色調になりました。クレオスのロシアングリーン系カラー(当時、それらのカラーがある事を知りませんでした)をベースにしたT-34作品とは色調が異なるのですが、映画「タンクソルジャー」のKV-1も周囲のT-34と少し色調違っており、青味が強めな感じで、この作例の色調に案外近いです。本当です。なお、映画の車両の塗装、かなり艶があった事に強く印象を受けました。実際、当時のKV-1実車写真に、車体に周囲の木が映り込んでいる写真があります。
自分、AFVは「汚すぎず、キレイすぎない」が信条なのですが、実車はプラモデル作品の常識とは異なる点が多々あると思ってます。
本車両の主砲は31.5口径76mm砲F-32であり、金属製砲身に交換したのですが、最初に購入したメーカー不詳の金属砲身は、元のプラスチック砲身よりごく僅かですが短い事に気づいたので、再度ファインモールド製の金属砲身を買い直したのですが、最初に購入した金属製砲身と同じ長さである上、テーパーがはっきりついて先細りになっていました。現存実車写真をみると、F-32戦車砲にテーパーはほとんどついていないし、図面と照合すると、元々付いていた砲身がサイズ的に最も正確に見えますが、ぶったぎってしまった後の祭りなので、テーパーがあまりついていない、最初に購入した金属砲身を取り付けました。
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