1/460 会津 鶴ヶ城
2022年9月完成
作品説明
慶応四年四月 (1868年4月) 会津戦争勃発直前、松平容保公が帰城、桜満開の情景を再現
キットは童友社、ケースはダイソーの300円商品が奇跡的にジャストサイズ。
このキットは2022年に余暇が出来て最初に取り掛かった、模型製作再開第一号作品です。完成後は長女に生前形見として遺贈したので、手元にはありません。長女と実際にこの城を訪れたことがある上、旅行から戻ってから、一緒にこのキットの石垣を塗装、草や砂利を撒くところまで製作し、そこで製作ストップ、長らく長女の部屋に死蔵されていたという経緯があるもの。一緒に作ることは強制しなかったし、長女も案外、嫌がってもいませんでしたが、さすがにド素人の長女に、このレベルまで作り込むプラモ製作を付き合わせるのは、相当に無理があったと反省し、余暇が出来たので、回収して最後まで完成させたものです。
キット背景の写真を参考に着色、桜の木を植えました。城の内部は吹き抜けのがらんどうなのですが、各階に床(下の階の天井を兼ねます)を貼り、最上階中央と、最下階入口奥には階段も再現しました。キットに人物フィギュアは付属せず、すべて自作です。
完成作品は手元に残っていなくとも、このように画像記録として残せることが、個人Webサイト開設の醍醐味ですね。
詳細写真
作品の左側はこんな感じ。
背面はこうなってます。
右側はこう。
屋根の色、桜の木の位置の参考にした、復元された城の写真です。復元された当時は黒瓦が貼られていましたが、当時の文献や出土品から、寒冷地仕様の赤瓦であったことが判明、考証ミスを認め2010年から2011年にかけて、現在の赤瓦に貼り替えられました。
この通り、ケースから出して照明を当てると、特徴的な赤瓦の色合いを、かなり忠実に再現できたと満足しています。
屋根をはずすと松平容保公とお妃様が外を眺めているお姿と、階段、写真では良く見えませんが、屏風絵も図書館で借りた本の写真を縮小コピーして、貼り付けて再現しています。
屋根の裏も、天井画の写真を縮小コピーして貼り付けました。
キットの天守閣の窓は全て全開だったのですが、写真ではほとんどの窓を閉めているため、どこか違和感を禁じえず、中を見せたい階は半分、その階以外は全て窓を塞ぎました。ですがその結果、内部の採光が足りなくなり、折角、座敷に座り込んで会談している人物も再現しているのに、暗くて全く見なくなってしまいました。
城の正面の人の往来。浅葱色の羽織は新選組隊士。史実では新選組の合流は少し後であったし、さすがにこの頃には浅葱色の羽織など着ていなかったと思いますが、この程度の軽微な時代考証脚色はお許しいただきたく。
樹木は鉄道模型ジオラマ用を短くカットして使用。
背面は桜の木が正面より多い一方、人の往来は少な目。
背面中央の人物フィギュアです。この大きさしかありません。ライフルを抱えてますね、そう、あの山本 八重さん(後の新島 八重氏)です。だからこの作品の陰の副題は「八重の桜」なのです!
このキット、初期の黒瓦バージョンと現在の赤瓦バージョンに加え、ゲーム「城姫クエスト」オリジナルパッケージ版(ステッカーと缶バッジ付き)が存在したのですね。下の娘のために清水寺のキットを買いに行った際、そんなものもあったのかと知りました。鶴ヶ城(会津若松城)は、そのゲームのキービジュアルのセンターを飾るメインキャラのようです。やっぱゲームプレイで落城すると、半裸になったりするのでしょうか。もっと早く知っていれば、城姫フィギュアも作ってコッソリ混ぜていたところですが、残念。
というわけで、その「たら、れば」を画像だけでも生成してみました。